ペガサスワールドカップ◆沢田準の競馬を楽しく
◆沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c
1月26日に第3回ペガサスワールドカップ招待ステークスと第1回ペガサスワールドカップターフ招待ステークスがガルフストリームパークで行われる。
ワールドカップターフにはアエロリットが遠征するほか日本産のヨシダも出走し、馬名に(JPN)の付く馬が2頭もいるというレースになった。
さてこのペガサスワールドカップ、第1回から単に賞金が高額ということだけではなく普通のレースにはない特徴があった。
それはレースへの出走権を1頭当たり100万ドルで売って賞金に充てるというものだ。レースの賞金は日本や香港のように馬券がたくさん売れる国では馬券売上げが原資となり、馬券の売り上げが主催者に入らない国ではスポンサーのスポンサー料が賞金に充てられる。
これに対してペガサスワールドカップは馬主が賞金を出すというわけだ。第1回の賞金は総賞金が1200万ドル、1着が700万ドル、2着が175万ドル、3着が100万ドル、4着から12着は25万ドルだった。
つまり4着以下は馬主は大赤字でありそれも4着でも12着でも賞金は同じというおかしな賞金配分でもあった。
主催者は賞金以外の収入をある程度予定してそれを各馬に分配することとしていたが、その収入が少なく多くの馬主は赤字となってしまったのだった。
これは当然馬主には不満となった。このため第2回では総賞金を1630万ドルに増やし6着以下の賞金を65万ドルに上げた。この増額分は主催者が負担となった。つまり着外の馬の赤字を少なくしようというわけだ。
しかしそれでも馬主の不満は解消しなかったようで結局3頭分は売れず、主催者が自ら買うことになった。この辺りの事情は昨年のレース後に週刊競馬ブックに秋山響氏が詳しく解説されているとおりである。
秋山氏はこのレースの将来性に疑問を持ち、「早くも踏ん張りどころを迎えているといえそうだ」と結んでいるが全くその通りと思えた。
今年はどうなるかと思えたが、また大きな変更となった。ターフを新設したのだ。賞金はカップは総賞金900万ドル、ターフは700万ドルとなった。
トータルは1600万ドルと昨年とほぼ同額であり、実際にはレースを二つに分割したということである。当然出走権は減額され50万ドルである。レース規模が昨年の半分にしたということだ。
カップは1着賞金が400万ドル、2着が125万ドル、3着が90万ドル、4着が70万ドル、5着が55万ドル、6着から9着が25万ドル、10着から12着が20万ドルとなった。
一方ターフは1着賞金が300万ドル、2着が90万ドル、3着が65万ドル、4着が55万ドル、5着が50万ドル、6着から12着が20万ドルと発表されていた。これはイクイベースで1月23日に検索したものである。
ところが24日に検索したらまったく違っていた。
1着が2,656,250ドル、2着が796,875ドル、3着575,521ドル、4着486,975ドル、5着442,708ドル、6着から10着が35万ドルである。
これは本当だろうか。次に検索したらまた変わったなということはないだろうか。ペガサスワールドカップはどうなってしまうのかと心配でもある。
またラシックスを使わない馬は負担重量が7ポンド減とは何のことか。対象馬は日本のアエロリットとアイルランドのマジックワンドは当然としてアメリカのチャンネルメイカーも使用しない。
これはラシックスは効果があることを主催者が認めているということではないか。なおこの日の他のレースではこのような減量はない。
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◇競馬通信社◇
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ワールドカップターフにはアエロリットが遠征するほか日本産のヨシダも出走し、馬名に(JPN)の付く馬が2頭もいるというレースになった。
さてこのペガサスワールドカップ、第1回から単に賞金が高額ということだけではなく普通のレースにはない特徴があった。
それはレースへの出走権を1頭当たり100万ドルで売って賞金に充てるというものだ。レースの賞金は日本や香港のように馬券がたくさん売れる国では馬券売上げが原資となり、馬券の売り上げが主催者に入らない国ではスポンサーのスポンサー料が賞金に充てられる。
これに対してペガサスワールドカップは馬主が賞金を出すというわけだ。第1回の賞金は総賞金が1200万ドル、1着が700万ドル、2着が175万ドル、3着が100万ドル、4着から12着は25万ドルだった。
つまり4着以下は馬主は大赤字でありそれも4着でも12着でも賞金は同じというおかしな賞金配分でもあった。
主催者は賞金以外の収入をある程度予定してそれを各馬に分配することとしていたが、その収入が少なく多くの馬主は赤字となってしまったのだった。
これは当然馬主には不満となった。このため第2回では総賞金を1630万ドルに増やし6着以下の賞金を65万ドルに上げた。この増額分は主催者が負担となった。つまり着外の馬の赤字を少なくしようというわけだ。
しかしそれでも馬主の不満は解消しなかったようで結局3頭分は売れず、主催者が自ら買うことになった。この辺りの事情は昨年のレース後に週刊競馬ブックに秋山響氏が詳しく解説されているとおりである。
秋山氏はこのレースの将来性に疑問を持ち、「早くも踏ん張りどころを迎えているといえそうだ」と結んでいるが全くその通りと思えた。
今年はどうなるかと思えたが、また大きな変更となった。ターフを新設したのだ。賞金はカップは総賞金900万ドル、ターフは700万ドルとなった。
トータルは1600万ドルと昨年とほぼ同額であり、実際にはレースを二つに分割したということである。当然出走権は減額され50万ドルである。レース規模が昨年の半分にしたということだ。
カップは1着賞金が400万ドル、2着が125万ドル、3着が90万ドル、4着が70万ドル、5着が55万ドル、6着から9着が25万ドル、10着から12着が20万ドルとなった。
一方ターフは1着賞金が300万ドル、2着が90万ドル、3着が65万ドル、4着が55万ドル、5着が50万ドル、6着から12着が20万ドルと発表されていた。これはイクイベースで1月23日に検索したものである。
ところが24日に検索したらまったく違っていた。
1着が2,656,250ドル、2着が796,875ドル、3着575,521ドル、4着486,975ドル、5着442,708ドル、6着から10着が35万ドルである。
これは本当だろうか。次に検索したらまた変わったなということはないだろうか。ペガサスワールドカップはどうなってしまうのかと心配でもある。
またラシックスを使わない馬は負担重量が7ポンド減とは何のことか。対象馬は日本のアエロリットとアイルランドのマジックワンドは当然としてアメリカのチャンネルメイカーも使用しない。
これはラシックスは効果があることを主催者が認めているということではないか。なおこの日の他のレースではこのような減量はない。
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