国民民主・玉木代表、自由党との合流から後退 「統一会派ありきではない」



田中龍作ジャーナル
http://tanakaryusaku.jp/



2019年1月23日 14:52



 国民民主党の玉木雄一郎代表は、先ほど午後2時過ぎから記者会見し、自由党との合流について「統一会派ありきではない」「数合わせありきではない」と述べた。新聞各紙の朝刊報道にあるような「合流で大筋合意」から大きく後退した。

 「合流報道は誤報なのか?」との質問には沈黙を貫いた。

 「小沢代表を幹事長に起用」とする報道について、玉木代表は「そういう話はいっさい出ていない」と否定した。

 玉木代表は「この後(午後3時から開かれる同党の)総務会で諮りたい」とした。合流急浮上の可能性も捨てきれていないようだ。

 自由党内は「脱原発」と「消費税反対」で政策合意しない限り、国民民主との合流はありえないとの見解が支配的になっていた。

 自由党の参院議員が全員合流すれば、国民民主は所属議員27人となり、参院野党第一党に踊り出るが、脱原発で信念を曲げない自由党の議員が2人合流しないと、立憲民主と同じ議席数になる。



◆青木義明【競馬一直線】
http://bit.ly/2zotqB1