キタサンブラックに負けない馬を作る


28日のホープフルSが終われば西山牧場の配合診断に集中する。
約40頭の牝馬に、所有種牡馬のリーチザクラウンを8頭ほど、
軽種馬協会の種牡馬たちに5頭ほど。

あとの20数頭は全くの自由裁量だ。
ただ、ロードカナロア、モーリスなど使って欲しい種牡馬も何頭かいる。

社台グループの抱える牝馬は質量ともに日本一。
西山牧場の牝馬は2枚は落ちるのが実態。

それでも「配合」でサラブレッドの能力は変化する。

ダイワスカーレットやブエナビスタの相手はキンカメで産駒は走っていない。
それぞれに理由は語れるが、要は安易な配合ということである。

その点では母系も父も一流ではないキタサンブラックの存在は素晴らしい。
そして、そのキタサンブラックを超えるサラブレッドを作るのが小生の任務である。

ここ4年ほどの傾向だが、年末・年始は「配合診断漬け」である。
それがまた小生の生き甲斐だ。