花咲徳栄が初優勝!埼玉県勢初 全6試合で2桁安打



http://news.nifty.com



2017年08月23日 16時48分 日刊スポーツ



<全国高校野球選手権:花咲徳栄14-4広陵>◇23日◇決勝

 花咲徳栄は初の決勝で参加3839校の頂点に立った。初戦から全6試合2桁安打の16安打14得点の猛攻で、埼玉県勢としても悲願の初優勝となった。

 ともに初優勝をかけた激突。広陵、花咲徳栄とも初戦から全5試合で2桁安打で決勝まで勝ち上がってきていた。

 花咲徳栄が先制した。1回表。1番太刀岡、2番千丸の連打で無死二、三塁とすると3番西川の打球は二塁手の後方に落ち、2者が生還した。

 広陵はその裏1死一塁で3番中村が左二塁打を。二、三塁でここは後続が倒れるが、続く2回の2死二塁。9番平元の一塁線を破る二塁打で1点を返した。

 3回、花咲徳栄が加点。2死二、三塁で5番須永が中前打に弾き返し2点。広陵も離れない。その裏2死から4番村上、5番大橋の連打で1点。中村はこの回、大会29打席目で初三振を喫した。

 花咲徳栄の勢いが加速する。5回。無死一、三塁で西川が初回に続き2者をかえす右中間三塁打。さらに4番野村の左前適時打など打者10人、長短5安打集中で6点。6回にも打者9人で4点を挙げ、広陵を突き放した。

 広陵・中村は9回にこの日3安打目となる左二塁打を放ち、大会通算安打記録の19に並んだ。

 広陵は07年以来4度目の決勝進出だったが、初優勝はならなかった。