2017年07月27日 14時01分 読売新聞




 民進党の蓮舫代表は27日、東京都議選惨敗後に党内が混乱した責任を取って辞任する意向を固めた。

 同日午後の記者会見で正式に表明する見通しだ。民進党は同日昼、臨時執行役員会を開いた。今後、代表選日程や実施方法を協議し、早期に新代表を選出する。

 民進党は、都議選で民主党時代を含めて過去最低の5議席にとどまった。蓮舫氏は当初、続投を表明し、辞任する野田幹事長の後任選びを進めていた。

 党関係者によると、蓮舫氏は複数の党幹部に幹事長を打診したが、断られたという。都議選の惨敗後、蓮舫氏の求心力は低下しており、これ以上、党運営を続けるのは困難と判断したとみられる。