【高松宮記念】セイウンコウセイがGI初挑戦でV!

◆セイウンコウセイ 5代血統表
セイウンコウセイ5


◆セイウンコウセイ 9代クロス解析表
セイウンコウセイ9



サンスポ競馬
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 3月26日の中京11Rで行われた第47回高松宮記念(4歳以上オープン、GI、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金=9800万円)は、幸英明騎手騎乗の5番人気セイウンコウセイ(牡4歳、美浦・上原博之厩舎)が制し、重賞初勝利をGIで飾った。タイムは1分8秒7(稍重)。

 レースはラインスピリット、シュウジ、トウショウピストなどが先行集団を形成。セイウンコウセイはその直後につけていた。直線では、後方から最内を突いたレッツゴードンキ、中団から伸びたレッドファルクス、ティーハーフの3頭が内めから抜け出したが、“強い4歳世代”に属するセイウンコウセイが馬場の真ん中から鮮やかな末脚で差し切った。レッツゴードンキ(2番人気)が1馬身1/4差の2着で、さらにクビ差の3着にレッドファルクス(1番人気)。3番人気メラグラーナは10着、4番人気シュウジは15着だった。


 セイウンコウセイは、父アドマイヤムーン、母オブザーヴァント、母の父カポウティという血統。北海道新ひだか町・桜井牧場の生産馬で、馬主は西山茂行氏。通算成績は15戦6勝。重賞初勝利。高松宮記念は、上原博之調教師は初勝利。幸英明騎手は2008年ファイングレインに次いで2勝目。


 ◆幸英明騎手「初めて乗る馬ですが、調教で乗りやすいなと思っていました。本当に強い競馬をしてくれましたね。悪い馬場は先生(上原博之調教師)から得意だと聞いていましたし、ノメることなく気持ちよく走っていました。手応えはずっと良かったですね。早く抜け出し過ぎたかなとは思いましたが、最後まで信じて乗りました。今回は代打(騎乗)だったんですけど、役目を果たせたかなと思います」