オスプレイ、午後に飛行全面再開=沖縄知事「言語道断」



http://news.nifty.com



2016年12月19日 11時05分 時事通信



 在日米軍は19日午後2時から、停止していた新型輸送機オスプレイの飛行を全面再開させる。事故原因となった空中給油については当面の間、シミュレーションにとどめる。防衛省沖縄防衛局が同日午前、沖縄県に説明した。これに対し、翁長雄志知事は記者団に「言語道断だ」と述べ、強く反発した。

 防衛省は飛行再開に関し、「理解できる」との立場を示した。在沖米海兵隊は、トップのニコルソン四軍調整官の「安全に飛行できることに自信を持っている」とのコメントを発表した。

 オスプレイは13日に同県名護市沖に不時着、大破しており、事故から1週間足らずの飛行再開となる。

 在日米軍は防衛省に対し、事故は空中給油中に乱気流により、給油ホースと接触したプロペラが損傷したためで、機体構造やシステムが原因ではないと指摘。普天間飛行場(宜野湾市)所属の全機体の点検を行った結果、問題は発見されなかったと説明した。

 防衛省は、こうした説明を「合理性が認められる」と評価。飛行再開を容認するとともに、空中給油再開前に安全上の措置に関する情報を提供するよう米側に求めた。 





◆青木義明の競馬一直線
http://bit.ly/1F3tlL6