宇野常寛の勇気と情熱◆青木義明の競馬一直線



[宇野常寛 ザ・ハングアウト]

◆過去ログ一覧
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkB_f3vRxydMNWx1AbFve8_4BQDIV1wHq


昨夜もFMラジオで松岡茉優の「アバロン」と宇野常寛の「ザ・ハングアウト」を深夜1時まで聴いた。

松岡茉優の今回のテーマは「人生をどう生きるか」という若者向けの設問で、ゲスト3人も入って真剣に議論していた。ふと若い頃が思い出されたものである。

高校生の小生が影響を受けた作家の一人に武者小路実篤がいて「新しき村」の提唱と実践などもしたようだが「我は一人 ゆえに我を生かす」というスローガンが気に入った。

それ以来、文学同人誌をやったり、都庁で労働組合運動に没頭したり、競馬の血統理論の普及に「週刊競馬通信」を発行したり、配合診断をしたり、馬券師になったり、と多様に展開してきている。しかし、自分をどう生かすか、というのが根底に流れる思念だ。



続く宇野常寛のザ・ハングアウトはこの4カ月間くらいの聴き始めから一番濃い中身だったといえよう。知識と思索に裏打ちされたアジテーションは実に熱い。昨日の天皇の「お言葉」にも触れていたが、右翼団体の「日本会議」に臆しない姿勢は支持したい。

ただ、自民党を内部から改革するとか、グローバル経済下でのマーケット重視への志向性などは小生と見解が違う。

「賃労働と資本」
「労働者とは何か」

このことを根本から理解しないと、現代資本主義の解明と改革の方向性や貧困対策などに齟齬が生じてしまう。宇野常寛は労働者階級の立場に立つ視点が弱いように見受けるが、果たしてどうなのだろうか。今後の番組にも注意したい。ただ、オリンピックより高校野球の方に関心がある点は、小生も先日、ブログに書いたばかりで同感だ。



[宇野常寛 ザ・ハングアウト]

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