増田氏、宇都宮氏が出馬会見=民進は古賀氏に要請-都知事選



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2016年07月11日 16時44分 時事通信



 元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏(64)は11日、東京都庁で記者会見し、「都政の混乱を解決する上で先頭に立っていく」と述べ、舛添要一氏の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)に無所属で出馬することを正式に表明した。元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)も11日、記者会見し、無所属での立候補を表明した。

 一方、都議会民進党から推す声が上がっていた長島昭久元防衛副大臣(54)は不出馬を表明。民進党都連は11日、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)に出馬要請した。
 増田氏は、子育てや超高齢化社会に対する不安解消、2020年東京五輪・パラリンピックの成功などを公約に掲げた。自民党都連が増田氏を推薦する。

 元中央官僚の増田氏は、岩手県知事を3期12年務め、第1次安倍、福田両内閣では総務相に就任。最近は東京一極集中に警鐘を鳴らすリポートを発表し、安倍政権が重要課題に位置付ける「地方創生」の火付け役となった。

 宇都宮氏は会見で、猪瀬直樹氏と舛添氏の2代連続で都知事が政治とカネの問題で途中辞職に追い込まれた事態を受け、「クリーンな都政をつくるのは重要な課題」と強調。貧困対策や、東京五輪の開催コスト抑制などを柱とする公約を示した。 





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