「怒り 持って行き場ない」 知事、政府を痛烈批判



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2016年5月20日(金)5時3分配信 琉球新報



 【東京】米軍属女性死体遺棄事件を受け、翁長雄志知事は19日夜、成田空港で報道陣に対し「この怒りは持って行き場がない。痛恨の極み。沖縄の知事として大変残念だ」などと沈痛な表情で述べた。

翁長知事は事件について「基地あるがゆえに事件が起きてしまった」と強調し、米軍普天間飛行場の移設問題を含めた基地問題に「不退転の決意で取り組みたい」と話した。 

翁長知事は「今年の初めごろに那覇市内で婦女暴行事件があり、四軍調整官が県庁におわびに来ていたが、何ら改善されていない」と指摘。その上で事件が起こった際の日本政府の対応について「当事者能力がなく、ただただ米軍に伝えますということだけで今日まできている」と痛烈に批判し「今のままではいかないということにつなげていかなければならない」と述べ、政府の姿勢をこれまでよりも段階を上げて厳しく追及していく考えを示した。

 日米地位協定については「過重な負担の中で苦しんでいる国民に対応するようなものがないと、若干つじつまが合わないと強く申し上げたい」と述べ、政府に地位協定の改定を含めて求める考えを示した。





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