辺野古周辺住民が国提訴=国交相決定の取り消し求め-那覇地裁



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2015年12月24日(木)17時14分配信 時事通信



 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、翁長雄志知事による辺野古埋め立て承認取り消しの効力を国土交通相が執行停止したのは違法として、辺野古の周辺住民約20人が24日、国を相手に停止決定の取り消しを求めて、抗告訴訟を那覇地裁に起こした。停止決定の一時執行停止も申し立てた。

 原告らは訴状で、防衛省沖縄防衛局が私人と同様の立場で、行政不服審査法に基づき国交相に対し、知事の埋め立て承認取り消しについて審査請求し、執行停止の申し立てをしたと指摘。国民の権利救済を目的としている行政不服審査制度の趣旨に反しており、不適法と主張している。同法に基づく停止決定も違法だとしている。

 提訴後に記者会見した池宮城紀夫弁護団長は、「国側は違法な方法で(辺野古の)工事を続行している。市民の立場で積極的に国の行為を糾弾していく」と提訴の意義を強調した。 





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