前田幸治さんの闘争本能


一昨日の朝に続く午後の電話で「世界一の馬をつくる」(飛鳥新社)とDVDを送るので、読んで、観て感想を頂戴よと小生に対する前田幸治さんの声。

昨日、それぞれが宅急便で着いて、本を読み、DVDを観た。

そして昼頃、大阪のアイテック本社に電話して秘書の方に伝言。

そしたら、東京のアイテック支店の別な秘書から携帯に電話が入り、前田さんと交代した。

「青木さん、どうや。走るわけが分かるやろ。海外からも配合のプロと世界的な獣医師さんに管理してもらっているんや。社員も2000人以上、牧場従業員も70人以上、頑張るぜ。これから川崎のエンプレス杯に行ってくるよ」

2時間後、彼の持ち馬アムールブリエが、1番人気のワイルドフラッパーを競り負かして重賞初制覇。1着賞金3500万円を獲得した。



前田さんの著書の一節には、こう書いてある。

「実は、私は馬主であることをステータスの一つだとはあまり思っていない。ステータスというより、闘争本能を満たすために馬主になった、という気がしている」

同い年の前田さんには資金的にも、実績的にもかなわないが、男として「闘争本能」だけは負けないつもりだ。



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