佐藤洋一郎さん、ありがとう☆天皇賞◎カレンミロティック◆佐藤洋一郎【馬馬鹿 馬鹿馬日記】
馬馬鹿 馬鹿馬日記(6)
◆佐藤洋一郎【馬馬鹿 馬鹿馬日記】
http://bit.ly/1GkHBSl
【京都11R・天皇賞】花形役者ゴールドシップが最高のパフォーマンスを魅せた昨年のこのステージで、【◎】カレンミロティックは主役を食うほどの見せ場をつくった。逃げたクリールカイザー(ブービー)とスズカディヴァイス(最下位)を振り切って先頭に立ったとき、直線入口ではロングスパートをかけて追いすがってきたゴールドらとの差は3~4馬身あった。ゴールまで200メートル標あたりでも2~3馬身。ゴールドにつかまり、スズカ(同タイム2着)に差し込まれての着差がわずか0秒1の微差だった。
このレースの上り半マイルのラップは11.7、11.8、11.5、12.0というスプリント戦なみのフィニッシュだった。3200メートルの5Fを61秒4で先導し、上り800メートルをすべて12秒0以内で踏ん張る。その心臓は並大抵の強さではない。あのトウカイトリックもそうだったけど…。
トウカイトリックは12歳まで走り抜いた長距離ランナーの鏡のような馬だった。天皇賞・春に駒を進めること実に8回。その最後の8度目の3戦前に3600メートルのG2ダイヤモンドSを快勝していた。
「明治」と同じように、「昭和(91年)は遠くなりにけり」と実感している、マイル主体にアメリカナイズされてしまった日本の距離体系のなかで、こうした高齢馬の健脚を鑑賞できるのが嬉しい。人間でも短距離走者より長距離ランナー(の孤独というストーリー=アラン・シリトーもあったが)の方が現役寿命は長い。世代交代、フレッシュ4歳馬の躍動を観戦する楽しみもあるが、カレンミロティック(8歳セン馬)から見れば子供のような○キタサンや▲シュヴァルグランが、じいじの奮戦に肝を冷やすのを見るのはさらに面白く楽しい。
いずれにしても展開を制す者が「春」を制す。◎カレン○キタサン2頭軸3連単流しを本線に据えての03単複連。=サンスポ「穴馬絞り」。
火曜日午後、地元のパチスロ屋で「北斗」のアタッ~!に引きずり込まれていたときに、ケツの携帯がブルブル震えた。勝負のヤマ場(?)をすぎて着歴をチェックしたら、なんと「競馬通信」の青木兄だった。外に出てReコールすると、「おめでとうございます!天皇賞○◎▲3連単的中!見ました(サンスポの終面の脇に載っていたとか)」とのこと。「佐藤洋一郎健在!をアピールしてください。お待ちしています」という優しい(励ましの)言葉に打たれて、「手にてなす何事もなし」状態に落ち込んでいても、何も考えずに書くネタ(サンスポ記事の再録、的中自慢)くらいならなんとかなる…。
週刊競馬通信時代は大酒飲んだ翌日でも、毎週欠かさずヨタ話をへっちゃらで書き連ね、それを抜粋して一冊【馬と酒の日々】にまとめてくれた編集者もいた。さらにキャリアを積んでいるいま、競馬や人生をぞんぶんに謳歌できるはずのいまになって、競馬が終わった月曜日はおろか、火曜日、水曜日になっても書くことはあっても、書く気になれない、ならない。酒(今もJDロック飲ってます)に弱くなったのか、競馬・人生に愛想がつきつつあるのか。なにがなんだかわからずに、それでも今週はNHK、来週はオークス、次はダービー(PОGドラフト会議)…とウマもヒトも手ぐすね引いて待ち構えているんだよな…。
孫のシンバ(心絆)の子供の日のお祝いを突然せがまれて、天皇賞の資金に温存していた万札1枚を前日に娘に手渡してしまった仏心が情けない。カレンが勝っての7桁配当1000円BOX(◎カレン○キタサン▲シュヴァル)の最悪のダメージはまぬがれたが、半減した資金を倍増するために厳選した朝のレースで堅く勝負した馬がズッコケて残金わずか3000円。それでミロティクの単複と01-03ワイド1000円のみ。こんなオチでナンモ書く気にならないでしょう。BULLSHIT! クソッタレ!
◆佐藤洋一郎【馬馬鹿 馬鹿馬日記】
http://bit.ly/1GkHBSl
◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp
馬馬鹿 馬鹿馬日記(6)
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【京都11R・天皇賞】花形役者ゴールドシップが最高のパフォーマンスを魅せた昨年のこのステージで、【◎】カレンミロティックは主役を食うほどの見せ場をつくった。逃げたクリールカイザー(ブービー)とスズカディヴァイス(最下位)を振り切って先頭に立ったとき、直線入口ではロングスパートをかけて追いすがってきたゴールドらとの差は3~4馬身あった。ゴールまで200メートル標あたりでも2~3馬身。ゴールドにつかまり、スズカ(同タイム2着)に差し込まれての着差がわずか0秒1の微差だった。
このレースの上り半マイルのラップは11.7、11.8、11.5、12.0というスプリント戦なみのフィニッシュだった。3200メートルの5Fを61秒4で先導し、上り800メートルをすべて12秒0以内で踏ん張る。その心臓は並大抵の強さではない。あのトウカイトリックもそうだったけど…。
トウカイトリックは12歳まで走り抜いた長距離ランナーの鏡のような馬だった。天皇賞・春に駒を進めること実に8回。その最後の8度目の3戦前に3600メートルのG2ダイヤモンドSを快勝していた。
「明治」と同じように、「昭和(91年)は遠くなりにけり」と実感している、マイル主体にアメリカナイズされてしまった日本の距離体系のなかで、こうした高齢馬の健脚を鑑賞できるのが嬉しい。人間でも短距離走者より長距離ランナー(の孤独というストーリー=アラン・シリトーもあったが)の方が現役寿命は長い。世代交代、フレッシュ4歳馬の躍動を観戦する楽しみもあるが、カレンミロティック(8歳セン馬)から見れば子供のような○キタサンや▲シュヴァルグランが、じいじの奮戦に肝を冷やすのを見るのはさらに面白く楽しい。
いずれにしても展開を制す者が「春」を制す。◎カレン○キタサン2頭軸3連単流しを本線に据えての03単複連。=サンスポ「穴馬絞り」。
火曜日午後、地元のパチスロ屋で「北斗」のアタッ~!に引きずり込まれていたときに、ケツの携帯がブルブル震えた。勝負のヤマ場(?)をすぎて着歴をチェックしたら、なんと「競馬通信」の青木兄だった。外に出てReコールすると、「おめでとうございます!天皇賞○◎▲3連単的中!見ました(サンスポの終面の脇に載っていたとか)」とのこと。「佐藤洋一郎健在!をアピールしてください。お待ちしています」という優しい(励ましの)言葉に打たれて、「手にてなす何事もなし」状態に落ち込んでいても、何も考えずに書くネタ(サンスポ記事の再録、的中自慢)くらいならなんとかなる…。
週刊競馬通信時代は大酒飲んだ翌日でも、毎週欠かさずヨタ話をへっちゃらで書き連ね、それを抜粋して一冊【馬と酒の日々】にまとめてくれた編集者もいた。さらにキャリアを積んでいるいま、競馬や人生をぞんぶんに謳歌できるはずのいまになって、競馬が終わった月曜日はおろか、火曜日、水曜日になっても書くことはあっても、書く気になれない、ならない。酒(今もJDロック飲ってます)に弱くなったのか、競馬・人生に愛想がつきつつあるのか。なにがなんだかわからずに、それでも今週はNHK、来週はオークス、次はダービー(PОGドラフト会議)…とウマもヒトも手ぐすね引いて待ち構えているんだよな…。
孫のシンバ(心絆)の子供の日のお祝いを突然せがまれて、天皇賞の資金に温存していた万札1枚を前日に娘に手渡してしまった仏心が情けない。カレンが勝っての7桁配当1000円BOX(◎カレン○キタサン▲シュヴァル)の最悪のダメージはまぬがれたが、半減した資金を倍増するために厳選した朝のレースで堅く勝負した馬がズッコケて残金わずか3000円。それでミロティクの単複と01-03ワイド1000円のみ。こんなオチでナンモ書く気にならないでしょう。BULLSHIT! クソッタレ!
◆佐藤洋一郎【馬馬鹿 馬鹿馬日記】
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