マカヒキ◆沢田準の競馬を楽しく
京都大賞典をマカヒキがゴール前きわどく差して勝った。
3歳の秋にシャンティイでニエル賞を勝ってから実に5年1カ月、その間凱旋門賞に始まり今年の春の天皇賞まで17戦連敗していた。
4歳時には京都記念3着、大阪杯4着、毎日王冠6着、天皇賞秋5着、ジャパンカップ4着と勝てないまでもまずまずの成績を上げていた。
しかしその後は成績が下がり昨年は大阪杯11着、ジャパンカップ9着、今年の天皇賞は8着と低調で京都大賞典では9番人気、単勝32倍と人気はなかった。
何しろダービー馬である。その馬の不振度は他の馬の不成績と比べより目立ってしまう。
週刊競馬ブックでは重賞の場合、予想には主要馬の完全データとしてデビューからの全成績を掲載するが京都大賞典の場合ではマカヒキを省略してしまったのである。
この勝利については復活という文字が並んである。本当に復活であれば今後のレースでも期待できる。
しかしどうだろうか。もう8歳馬。今回はたまたま勝つことができたが近年の不振の成績が実力ということだろう。
次走はジャパンカップの予定のようだが勝つのは困難だろう。今回の勝利を土産としてそろそろ引退が適当ではないか。
さて引退後だが普通なら種牡馬入りだろう。しかしマカヒキは不振の印象が強く日本では種牡馬としての人気が集まるだろうか。
ディープインパクトの産駒の種牡馬は多く競争は激しい。サンデーサイレンス系も多い。
日本での種牡馬としての成功は難しいような気がする。
それなら種牡馬として輸出してはどうだろうか。ディープインパクト産駒の日本ダービー馬となれば外国では人気となるのではないだろうか。
ちょうどアグネスゴールドの死亡のニュースが伝えられた。
サンデーサイレンスの産駒であるアグネスゴールドはきさらぎ賞とスプリングステークスを勝ったがG1は勝っていない。
日本で種牡馬となったが全く成功せずアメリカを経てブラジルに渡り、ブラジルでは2年にわたりチャンピオンサイアーとなるなど大成功を収めた。
マカヒキも外国でこのような種牡馬生活を送るのはどうだろうか。
沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c
◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp
京都大賞典をマカヒキがゴール前きわどく差して勝った。
3歳の秋にシャンティイでニエル賞を勝ってから実に5年1カ月、その間凱旋門賞に始まり今年の春の天皇賞まで17戦連敗していた。
4歳時には京都記念3着、大阪杯4着、毎日王冠6着、天皇賞秋5着、ジャパンカップ4着と勝てないまでもまずまずの成績を上げていた。
しかしその後は成績が下がり昨年は大阪杯11着、ジャパンカップ9着、今年の天皇賞は8着と低調で京都大賞典では9番人気、単勝32倍と人気はなかった。
何しろダービー馬である。その馬の不振度は他の馬の不成績と比べより目立ってしまう。
週刊競馬ブックでは重賞の場合、予想には主要馬の完全データとしてデビューからの全成績を掲載するが京都大賞典の場合ではマカヒキを省略してしまったのである。
この勝利については復活という文字が並んである。本当に復活であれば今後のレースでも期待できる。
しかしどうだろうか。もう8歳馬。今回はたまたま勝つことができたが近年の不振の成績が実力ということだろう。
次走はジャパンカップの予定のようだが勝つのは困難だろう。今回の勝利を土産としてそろそろ引退が適当ではないか。
さて引退後だが普通なら種牡馬入りだろう。しかしマカヒキは不振の印象が強く日本では種牡馬としての人気が集まるだろうか。
ディープインパクトの産駒の種牡馬は多く競争は激しい。サンデーサイレンス系も多い。
日本での種牡馬としての成功は難しいような気がする。
それなら種牡馬として輸出してはどうだろうか。ディープインパクト産駒の日本ダービー馬となれば外国では人気となるのではないだろうか。
ちょうどアグネスゴールドの死亡のニュースが伝えられた。
サンデーサイレンスの産駒であるアグネスゴールドはきさらぎ賞とスプリングステークスを勝ったがG1は勝っていない。
日本で種牡馬となったが全く成功せずアメリカを経てブラジルに渡り、ブラジルでは2年にわたりチャンピオンサイアーとなるなど大成功を収めた。
マカヒキも外国でこのような種牡馬生活を送るのはどうだろうか。
沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c
◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp